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川村商店/創業90年以上・本格炭火手焼きの木下せんべい店、印西産コシヒカリと醤油のみの昔から変わらぬ安心の味、手土産等にも

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千葉県印西市、木下地区の名物のひとつである木下せんべい。その昔「木下河岸」として栄えた木下地区において、大正末から昭和初めの頃に副業としてせんべいを商うお店が増えたのが始まりといわれています。

川村商店さんもその木下せんべいのお店のうちの1つで、創業90年以上という歴史ある店舗です。味は創業以来お醤油一筋!実際にせんべいを焼いているところなども見させていただきましたのでご紹介したいと思います!

目次(タップでその場所へ移動)

川村商店 について

店名 川村商店
住所 千葉県印西市木下1626
営業時間 平日 8:30~19:00
土曜 9:00~18:00
日祝 9:00~17:00
定休日 年中無休 ※GW・お盆・年末年始にお休みの場合あり
電話番号 0476-42-2220
URL ホームページ
Instagram

場所はこちら。JR成田線 木下駅北口の目の前。専用の駐車場は特にないのですが、お店の前に広いスペースがありそこに車を停めることができます。

1928年創業で90年以上の歴史があり、醤油せんべい一筋の昔から変わらない味を守り続ける老舗せんべい店です。川村煎餅(川村せんべい)さんなどと呼んでいる方もいらっしゃるかもですね。

小学校の社会科見学などでお店に見学に来たりということもあるようですので、もしかしたら本記事みていただいている中にも子どもが見てきてたよ、なんて方もいるかもしれませんね。

材料は印西産コシヒカリと醤油のみ


川村商店さんのお煎餅の材料は地元・印西産のコシヒカリと醤油のみ。添加物・防腐剤を一切使用していないので安心して子どもなどにも食べさせられます。

木下せんべいの各店作り方も違いがあり、それぞれ特徴がありますが川村商店さんの煎餅の特徴をお店の方に伺ってみました。

印西産のお米から1枚の煎餅が完成するまで3日かかり、生地づくりや乾燥も含め1枚1枚丁寧に作っています。

1枚ずつ炭火で手焼きしているので、パリッと食べられてお米の甘みと醤油のうま味が楽しめる、一度食べると止まらない”あとひきせんべい”です。

印西市のふるさと納税の返礼品にも


川村商店さんの煎餅は、千葉県印西市へのふるさと納税の返礼品のひとつにもなっています。

印西市への寄附(ふるさと納税) _ 印西市ホームページ

※ただし、法改正の動きの影響からか2018年11月以降の返礼品の送付は停止しているようです。(法改正の動きが落ち着けば再開されるのかも?)

せんべい焼きの工程

川村商店さんでの煎餅を焼く工程は以下のとおり。

煎餅を焼く流れ
  • 網ではさんで焼いて膨らませる

    まずはせんべい生地を網ではさんで焼きます。

    ▼焼く前のせんべい生地

    ▼網で焼きます

    ▼網で焼いた後の状態

  • 炭火でひっくり返しながら焼く

    焼きムラができないようにすばやく、かつ丁寧にひっくり返しながらせんべいを焼いていきます。



  • すぐに醤油を塗る

    冷めると醤油が染み込まなくなるため焼いたらすぐに醤油を塗ります。


夏は室温40度を超える過酷な環境に

わたしがお店に伺ったときは、外はまだ寒い春前の段階でしたが室内はかなり暑め。夏になると業務用クーラーを数台フル稼働しても室温40度を超える日もあるそうで、なかなかの過酷な環境の中での作業となります。

だからと言って冬はそこまで暑くないからいいかというと、乾燥するのでせんべいがどうしても割れやすくなるなど簡単にはいかないそうです。難しいものですね。

販売している煎餅について


そんな川村商店さんでは、煎餅は1種類ですが焼き立て1枚から販売、個包装や箱入りなども可能です。

※消費税10%増税後の値段に更新しました。

  • 1枚包装なし 80円
  • 1枚包装あり 90円
  • 5枚入り 450円
  • 20枚入り 1,600円
  • 40枚入り 3,200円

▼箱詰

  • 10枚入り 1,200円
  • 20枚入り 2,100円
  • 30枚入り 3,100円
  • 48枚入り 4,700円
  • 60枚入り 5,800円

※値段は全て税込み


お得な割れせんべいや白焼きなども売られています。

詳細についてはお店の方へお問い合わせください。

買って食べてみたよ

個包装入りと、たっぷり入った割れせんも買ってみました。

▼個包装入り

醤油の香りが香ばしく、パリッとしたお煎餅です。うちの子どもも特別煎餅が好きというわけでもないのですが、これは美味しいねーと言って食べていましたよ。

添加物・防腐剤を一切使用していないので、安心して子どもとかにも食べさせられますよね。

▼割れせんべい

割れてはいますが、味は一緒ですのでたくさん食べたい方にはいいかと思います。


こういった焦げている部分だと結構苦みを感じます。まずいとかいうことではなくて、これはこれで好きな人はいそうです。

とれたて産直館やセブンイレブン(東の原店)でも買えるよ

ちなみに、買うだけであれば国道464号線沿いにあるとれたて産直館(JA西印旛農協)でも売っています。木下の方だとなかなか行く機会がないという方はこちらでも。

▼とれたて産直館 印西店

また、印西市東の原にあるコンビニのセブンイレブンでも取り扱っていましたよ。

▼セブンイレブン 印西東の原店

さいごに

時期によっては非常に過酷な状況のなか、丁寧に焼かれている川村商店さんのお煎餅。クセのないあと引く煎餅で、お土産や手土産などにもいいかと思います。

川村商店さんのせんべい生地ではないそうですが、毎年11月頃に開催される「いんざい産業まつり」では煎餅の手焼き体験ができます。わたしも子どもとかと一緒に行ってみたいと思いつつ、毎年お出かけする出だしが遅れていまだ体験できずじまいです。今年こそ体験しに行きたいなあと思っております。

川村商店さん、見学させていただきありがとうございました。みなさまもぜひお店行ってみてくださいねー。

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